Java Development Kitの環境設定
- dlixkqazwxthree
- 2016年8月24日
- 読了時間: 4分
さあさあやってまいりました。
第4回となる今回は私が愛用している言語、JAVAの環境を設定して行きます。
Javaはいろいろな環境で動作することが強みの言語です。
SunMicrosystems社(現Oracle社)が C++を 参考にして制作された言語です。
有名どころではAndoroid開発などでよく使います。
余談ですが私はMinecraftというゲームのMOD(ざっくりいうと拡張ソフト)を作るためにこの言語に触れたのが、プログラミングを始めるきっかけでした。
(現在MinecraftはJavaで書かれていますが、Microsoft社に買収されてしまったので、言語の変更が予想されています。)
まずはJavaには3種類のエディションがあります。
SE(標準のAPI)、EE(サーバー用)、ME(組み込み)です。
今回はJavaSEをインストールしていきましょう。
JavaSEは大きく分けて2種類のソフトでできています。
それが、JDK(Java Development Kit)とJRE(Java Runtime Environment)......つまり開発環境と実行環境です。
例えば、Minecraftなどのゲームを動かすだけであれば、JREのみのインストールで結構ですが、
Javaでの開発をしたい方は、JDKをインストールする必要があります。
(ちなみに、JDKにはJREが同梱されているので、JDKをインストールする際に、JREを別途インストールする必要はありません)
ではまずJREのみのインストール方法について説明していきます。
※JREのみのインストールは、有害なプラグインの侵入が予想されます。細心の注意を払うようにしましょう。

まずはダウンロードページからインストーラをダウンロードしましょう。

ダウンロードしたインストーラを実行すると、このような画面が出るので、右下のチェックボックスにチェックをつけて、インストールを押しましょう。

(出典:http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1411/12/news140.html)
すると、ESETのようなウイルス対策ソフトを導入している場合は、脅威が検出され、そうでない場合は、Askの無料ブラウザアドオンのインストールを提案します。とでてきます。
Askはブラウザなどに寄生して、とても重くなったり、余計なツールバーが出たり、ウイルスの温床になったりといいことなしなので、ちゃんと駆除、チェックボックスを外すようにしましょう。

インストール先のフォルダを確認したら次へを押しましょう。
そして少し待ちましょう。
これで、JREのインストールは完了です。
ただのJavaゲーマーの方はここまで。
あとは思う存分楽しんでください。
さて、開発者を目指している皆さん。お待たせしました。
JDKをインストールしていきましょう。
現在JavaSEの最新バージョンは8です。
安定した環境をお求めの方には8をお勧めします。
ただ、もし「俺は最新版以外は使わねぇぜ!」というような方がいましたら、9のPreRelease版を紹介します。


まず、ダウンロードリンクをクリックする前に Accept License Agreement のチェックボックスにチェックを入れましょう。
そのあとは、自分のバージョンにあったJDKをダウンロードしましょう。
(ちなみにWindows x86は32bit版です。)

ダウンロードしたインストーラを起動し、次へを押します。

インストールするオプションを選べますが、今回は特に変更する点はありませんので、次へを押します。

インストールするフォルダを確認して次へを押します。
あとは数分待てばインストール完了です。
最後に環境変数のPathを通しておきましょう。

ただ、javaは少し特殊な手順を踏むことになります。
まず、インストールをした直後は、javaのコンパイラは、Cドライブ→Program Files(32bit版の方はProgram Files (x86))→Java→jdk1.8.0_101のbinの中に入っています。
しかし、多くのJava開発ソフトでは、環境変数として、Pathではなく、JAVA_HOMEという変数を要求します。
なので、まずユーザ環境変数の新規を押し、JAVA_HOMEという名前の変数を作成します。
そこの値にbin以前のパス(C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_101など)を入力し、保存します。
最後にPathの値の末尾に;(半角セミコロン)とつけ、%JAVA_HOME%\binを追加します。 これで、環境変数の設定は以上です。

最後に、確認として、java -vと、javac -virsionを実行してみてください。画像のようになれば、設定完了です。

ちなみに、javacは***.javaという形式のファイルをコンパイルするためのコマンドで、javaは***.classという形式のファイルを実行するためのコマンドです。
※javac ***.java ←コンパイル
java *** ←実行
と、このようにjavaコマンドで実行するクラスファイルの指定には拡張子を書かないようにしましょう。
さて、これでメモ帳を利用してプログラミングを行う用意は整いました。
......が、やはり作業環境もほしいところ。
と、いうわけでEclipseというIDE(統合開発環境)をダウンロードしていきたいと思います。

最新版を選び、左クリックをしましょう。

いくつか種類が出てきましたが、Javaの開発ができるのはJavaとUltimateの2種類です。
Java版はJava専用ですが、Ultimate版は、C、C++、PHP、pythonの開発もできます。
ハードディスクの容量と相談して決めましょう。

ファイルをダウンロードで来たら、手ごろな展開ソフト(7-Zipなど)で展開しましょう。

展開したファイルを開き、eclipseの中にあるeclipse.exeを実行すると、開発が行えます。

最後となりましたが、docojavaというサイトを利用すると、javaをインストールせずに、ブラウザ上で実行することができるので、初心者にもおすすめです。
みなさん楽しいJavaライフを!!!
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オススメのjava入門サイト
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